インテージテクノスフィア技術ブログ

株式会社インテージテクノスフィアの社員達がシステム開発や仕事に関する技術情報を随時掲載いたします

【新人が語る】新人教育法

こんにちは。インテージテクノスフィアのアイダです。今回は2019年度新入社員のSさんの記事を紹介します。

教育を受ける側からの目線で、どのように教えられると効果があったのかということについて書いていただきました。

4月から新入社員をどうやって育てていこうか悩んでいる方にとって、ヒントになることもあるかと思います。是非ご覧ください。

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こんにちは、リサーチテクノロジー本部 1年目 Sです。

初めての投稿で緊張しますが、1年目から多くの方の目に触れる機会をいただくことができ、嬉しく思います。 運営のみなさん、ありがとうございます。

運営から「去年やり残したことは?」と聞かれました。

なんだろう... と1年を振り返りましたが、22年間過ごした地元を離れ上京し、初めての一人暮らしをして、初めての社会人生活・・・と、

人生の中で比較的挑戦・変化した1年だったなあ、と感じやり残したことはない!と言いたくなりました(何かあると思いますが考えないでおきます)。

ちなみに私は秋田県出身です。去年の今頃の写真を貼っておきます。

本題の前に

タイトルをかっこよく(?)書いてみましたが、私がここで紹介したいのはこちらです。

  • 配属後にしていただいた具体的な教育の内容
  • その内容に対しての私の感想

技術的なお話と関係なく申し訳ないのですが・・・

まだまだIT知識の少ないシステムエンジニア1年目の私が書いた技術的な話よりも、1年目の今だからこそ書ける新人目線の話をお届けするほうが価値がある...? と考え、この内容にしました。

「メンターさんが考えたことを書いただけじゃないか!!」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際に体験して良かった!と新人が思うことを共有したかったのです。

本題

ここからは、私が配属後の6月からグループリーダーとメンターさん(業務指導する先輩)に行っていただいた新人教育の具体的な方法を3つご紹介します。

方法1:目標ビンゴ

目標ビンゴとは、5×5個の目標があり、達成した目標のマスに色を塗ることができるビンゴです。

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↑こちらは実際に使用していたビンゴです

5×5=25個の目標はメンターさんが設定してくださったもので、

1~11は、6月中に達成する短期目標、

A~Mは、上期中に達成する中期目標が記載されていました。

例えば短期目標は、

  • 会議招集をする
  • 名刺を渡す
  • グループのすべてのメンバーと1分以上の会話をする

といった具体的かつ簡単なものがありました。

中期目標は実際の業務に関係しているシステムの開発や運用に携わり、理解するといったものが多かったです。

ビンゴがそろうとグループリーダーがご飯(魚太郎※)に連れて行ってくれます。

※魚太郎とは・・・当社ひばりが丘事業所近くにある大衆居酒屋。お刺身がおいしい。

◇ 感想 ◇

目標が具体的で、今後何をすべきか明確だった!

今では毎日のように行う会議招集も、新人にとっては初めてのことです。

そんな基本的なことから明確に記載してくださっていたこの目標ビンゴは、配属直後、会社員としての働き方もわからない私にとっては、今後何をすべきか明確で安心にも繋がるものでした。

また、配属直後から上期にすべきことが明らかになっていたため、自分がどのような道筋を歩んでいくのかというイメージを描くこともできました。

ゲーム性があり、楽しみながら目標達成に取り組めた!

インテージテクノスフィアは温かい社風だ、そんな思いで入社したものの、

「実際、配属先の部署の雰囲気ってどうなんだろう・・?」

そんな不安を解消してくれたのもこの目標ビンゴでした。目標を達成し、ビンゴになったときに盛り上げてくださるグループリーダーとメンターさんの温かさを体感しました・・。また、目標達成率が可視化されていて、目標達成の意欲が湧くことにも繋がりました。

方法2:振り返りタイム

下記の時間にグループリーダーとメンターさんが振り返りを行う時間を設けてくださっていました。

6月:毎日 17:00~17:30、7月・8月:水・金曜日 17:00~17:30

この時間で話す内容は主に、

  • 業務で関心のあったこと
  • 業務で分からなかったこと(緊急でないもの)
  • 困っていること
  • 今後の業務

などです。

◇ 感想 ◇

多角的な視点から深く学べた!

ありがたいことに私は、グループリーダーとメンターさんのお二方と振り返りを行っていました。

1つの質問に対してグループリーダーとメンターさんが答えてくださることで、より多くの学びを得ることができた貴重な時間でした。

特にグループリーダーからはマネジメントや歴史的な視点、メンターさんからは開発側の視点について学びました。

タイムマネジメントにも繋がった!

上記のように、時間が決まっていたため

「17:00までに分からないことを整理しよう」「30分ですべて伝えよう」

と考えることができ、タイムマネジメントにも繋がりました。

また、この振り返りタイムについて人事の方にお話ししたところ、

「メンターさんのタイムマネジメントにもなるね」とおっしゃっていました。

たしかにこの時間がなければ、私は都度質問することになり、メンターさんのスケジュールが乱れ、業務に支障がでていたかもしれません・・。

方法3:用語集

「分からない単語が出てきたら、このシートに書くようにしてね」と、Excelシートが用意されていました。

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分類には、社内用語か、IT用語かなどを書きます。

重要度は、これからの業務での重要度をグループリーダーとメンターさんが判断し、チェックしてくださっていました。

◇ 感想 ◇

業務知識増加の機会に!

この用語集は、先ほど紹介した振り返りタイムの時間に上司とメンターさんにチェックしていただいていました。

その際に、重要度をチェックするだけではなく、

用語に関連する業務のお話を聞くことができ、業務知識の増加に繋がりました。

自分を知ってもらえたコミュニケーションツール!

配属後、意味を知らない用語は社内用語・IT用語だけではありませんでした。一般的な用語もありました。その一般用語が媒体となり、自分の知識のレベル感を知ってもらえたり、コミュニケーションをとることに繋がったと感じます。

ちなみにグループリーダーのお気に入りの用語は、「瑕疵担保」と「突き抜け」です。

おわりに

グループリーダーとメンターさんが用意してくださったこの3つ方法で、より多くのことを感じ、より多くのことを得ることができました。

人に教える、人を育てるって難しいですよね・・・

大学時代に塾の講師をしていましたが、生徒によって知識は違うし、モチベーションも違ったので、一人一人に合う教え方を考えるのが大変でした。

しかし私はこのメンター制度を通して、

「その人を知ること」「コミニュケーションをとること」

この2つが人に教える上で最初に大切なことだと感じました。

今回 機会をいただき、このように文章にすることで改めて上司とメンターさんに感謝しようと思いました・・。

メンター制度があってよかった。

以上です。拙い文章を読んでいただきありがとうございました。